蜂の巣の駆除は危険が伴うということをしっかりと理解しておかなくてはいけないです。状況を確認したいという気持ちは分かりますが、不用意に近づくと蜂を刺激してしまう可能性が高いです。安易に巣を触ってみたり、揺さぶってしまうと蜂は攻撃を開始するので止めたほうが良いです。蜂の巣を発見して慌ててしまい、大きな声を出したりするのもNGです。
自分で駆除をするときのコツ
蜂の巣を見つけたら、巣の特徴をしっかりと見極めて、素人でも駆除できるものなのか判断をします。外観が縞模様の球状になっている蜂の巣はスズメバチなので自分では駆除しないで専門の業者を呼ぶべきです。巣穴が外側から見える蜂の巣であれば、ゆっくりと近づいて蜂専用の駆除スプレーを噴射します。すぐに蜂の巣に触れるのではなく、スプレー噴射後は一旦その場を離れて遠くから様子を伺い、完全に動きがなくなったら巣をごみ袋に入れます。スプレーを噴射後、蜂は動きが鈍くなり、その後死にますが、スプレー噴射直後に近づくと蜂は最後の力で抵抗してくることもあるので要注意です。慌てて近づくと刺されることもあるので、焦っては駄目です。蜂の巣をごみ袋に入れたらしっかりと結んで作業完了です。
駆除の時間帯や服装について
蜂の巣を見つけたらすぐに駆除したいという気持ちになると思いますが、駆除に適した時間帯や服装があるので、まずは落ち着いて準備をします。昼間に駆除をしても良いのですが、昼間は蜂が外に出ているので、巣の中は蜂が少ないです。この状況で駆除をしても、外に出ていた蜂がたくさん生き残るので、ほとんどの蜂が巣に戻っている日没後に駆除を行う方が効果的です。服装は白が良いです。黒は攻撃を受けやすいので止めた方が良いです。肌を露出させるのも危険なので、暑くても長袖、長ズボン、帽子、手袋、長靴を絶対に着用した方が良いです。生地もなるべく厚いほうが良いです。
大きい蜂の巣の駆除
大きい蜂の巣を自分ひとりで駆除するのは非常に危険です。特にスズメバチの巣は大きく成長するものが多く、分厚くてしっかりとした作りになっているので、素人が一人で駆除するのは止めた方が良いです。自分で何とかしたいという気持ちは分かりますが、無理をしないで専門の業者に作業を依頼した方が安全です。スズメバチに攻撃されてしまうと命の危険があります。特に大きな巣の場合は中にいる蜂が一斉に攻撃をしてくる可能性があるので要注意です。
まとめ
蜂の巣の駆除は危険が伴うということをしっかりと理解していれば、リスクを上手く回避しながら適切な行動が取れるはずです。自分で駆除できる蜂の巣であれば、慌てずに必要なものを準備して、時間帯と服装を計算して作業します。自分では駆除できないと判断したら、すぐに専門の業者に作業を依頼します。蜂の巣を見つけても慌てず、冷静に行動することが大事です。大声を出したり、安易に蜂の巣に触るのは非常に危険です。
